食事でできるがん・脳梗塞・心筋梗塞予防と再発防止

油断は禁物!完治後も再発リスクのある恐ろしい脳梗塞

脳梗塞や心筋梗塞、体の様々なところで発生するがんは、一度完治したからと安心していると再発することがあります。そして再発の可能性は決して低くなく、何らかの対策を練っておく必要があります。ここでは、脳梗塞を例にして再発リスクを紹介していきましょう。

発症後5年以内の再発率は3割!? 再発したら重症化のリスクが高まる

脳梗塞の再発リスクは、一度発症してから1年以内に1割、5年以内に3割以上の人が発症します。つまり、10人脳梗塞になった場合、5年以内に3人以上が脳梗塞を再発してしまうということです。中には治療してから一ヶ月で再発したという例もあり、何らかの対策を練らなければ常に脳梗塞が再発してしまいます。さらに、再発時の症状は初めて脳梗塞になったときよりも悪化していることが多いです。

再発すると非常に危険な状態に!

脳梗塞は再発すると重症化することも(50代/脳外科医)

脳梗塞は、いわば脳の細胞の一部が損傷を受けてしまうことで発症する病気です。そのため、完治しても細胞のダメージは残っており、再発することでそのダメージは他の脳細胞にも拡大していってしまうのです。その結果、ダメージが残っている箇所が原因で脳梗塞が再発するリスクは高くなりますし、症状はより重症になってしまいます。よって、初めて脳梗塞になり、症状が軽度だったとしても医師の指示に従い通院を行ない、薬も用法用量を守って使用しましょう。

脳梗塞や心筋梗塞は合併症に注意が必要(40代)

脳梗塞や心筋梗塞の中でも、脳梗塞は非常に厄介な病気です。一度発症すると、症状はもちろんのこと合併症のリスクが非常に高くなってしまうからです。脳梗塞を発症した場合、食べ物を上手く食べられなくなり、食べ物や飲み物が気管支や肺に入りやすくなってしまう「誤嚥性肺炎」になる可能性があります。また、中枢神経にストレスが発生して消化器官にダメージを受けて集結する「消化管出血」になることもあります。こうなると、脳梗塞の治療以外にも他の症状の治療も行なわなければならなくなるため、体の負担が大きくなってしまいます。

3割にならないためには再発を防ぐ対策~毎日の食事で予防できる~

脳梗塞は、症状の度合いによって後遺症が残ることもあります。そうなってしまうと日常生活にも支障が出るおそれがあるため、予防はしっかりと行ないましょう。再発予防で最も見直すべきポイントは日常生活です。日常生活を見直すことで、再発のリスクは大幅に下がります。

二度と脳梗塞にならないために!再発を防ぐポイント

生活習慣の改善
運動・睡眠不足や偏った食生活、そして過渡の飲酒・喫煙といった不摂生な生活を続けると脳梗塞のリスクは爆発的に上がります。適度な運動で血管を柔らかくし、睡眠で脳のストレスを除去しましょう。また、食事の栄養バランスに気をつけることで体調を整えるようにしてください。こういった生活習慣の改善で、脳梗塞の再発リスクは下がります。
水分の摂取
水分補給は予防に重要な役割を持ちます。水分が不足することで血液の粘度が上がり、血管に詰まりやすくなってしまうからです。そのため、水分は適度に摂取し、粘度を正常に保つ必要があるのです。水分補給は適切なタイミングで摂取するのが好ましく、喉が渇く前に飲みましょう。
薬剤療法
脳梗塞の再発を予防するために使用する薬を飲むのも再発防止に役立ちます。薬剤は、脳梗塞の原因になる血小板の働きを抑制する作用があるものが多いです。しかし、薬によっては副作用が発生しやすいものもあるので、医師のいいつけと用法用量を守って使用しましょう。

脳梗塞の再発予防で最も重要なのは「食事療法」

脳梗塞の予防は上記3つが重要ですが、最も簡単に行なえて、なおかつ高い効果が期待できるのは食事療法です。そんな食事療法のメリットを見ていきましょう。

食事療法のポイント

血中コレステロールの増加を防ぐ
脳梗塞を始めとする動脈硬化の主な要因は「血中コレステロール」が主なものです。血中コレステロールが増加することで動脈壁にコレステロールが溜まっていきます。そして、それが原因で血栓ができ、動脈硬化へと発展します。血中コレステロールが溜まりやすくなるものは、基本的に動物性脂肪が多く含まれているものが多いです。牛肉の脂身や卵、バターなどが代表的であり、摂取しすぎると脳梗塞や心筋梗塞のリスクを増やすことになってしまいます。
塩分をコントロールする
血中コレステロールと同じく、脳血管の疾患に大きく関わる要因として血圧があります。血圧が高くなるとその分血管に掛かる負担は大きくなり、結果動脈硬化を起こしてしまうのです。血圧に大きく影響があるのは塩分です。塩分は適量ならば人体に健康効果をもたらしますが、過剰摂取してしまうと悪影響を及ぼします。ちなみに、高血圧治療の際に摂取できる塩分量は1日わずか6グラムとなっています。そのため、高血圧治療を行なう場合、食事がだいぶ味気ないものに変わってしまいます。食事を美味しく食べたいのならば、普段から塩分をとりすぎて高血圧にならないように注意しましょう。

食事の際に摂取したい栄養素【EPA】~EPAと脳梗塞の関連性~

EPAって何?

上記ではなるべく摂らない方が良い栄養素を紹介しましたが、逆に積極的に摂った方が良い栄養素もあります。それが、「EPA(エイコサペンタエン酸)」。EPAは人体でほとんど作ることができない栄養素であり「必須脂肪酸」と呼ばれる脂肪酸の一種です。

EPAが脳梗塞の再発を下げるワケ

EPAがなぜ脳梗塞に効果があるのかというと、それはEPAが血流や血管においてプラスの効果をもたらすからです。EPAを摂取することで血管の細胞を活性化させ、若返らせることができます。

EPAは三大疾患予防にも効果的~脳梗塞の再発予防以外にも有効~

魚

上記したとおり、EPAは脳梗塞の再発予防において高い効果を有しています。しかし、それだけではありません。EPAは、三大疾患(がん・心筋梗塞・脳卒中)に効果があるといわれています。ここでは、がんに対するEPAのメリットを紹介していきます。

がんとは?

細胞

日本人の死因第一位に挙げられるがんは、治療法が見つからない不治の病と位置づけされていました。正常な細胞を破壊し増殖するため、胃、肺、膵臓、肝臓、食道、皮膚などあらゆる部分に転移して細胞の炎症を起こします。しかし、最近で医療技術が進化したため、早期発見・治療を受けることで治る病気とされています。

近年は治療方法の選択肢が広がっている

医師

がんでメインに行なわれる三大治療の他に、免疫療法と呼ばれる治療法が登場しています。これは自分の免疫力を高めて正常な細胞を増やして治療を行なう方法とされており、長期的ながん治療・予防効果を発揮します。

EPAはがんの炎症も抑える

がんは、細胞に炎症を起こし、増殖します。本来は傷の修復を行なうために必要な炎症反応なのですが、異常をきたしている細胞が炎症反応で増殖することでがんが進行してしまいます。EPAはそんながん細胞の炎症を抑制する作用があります。これは実際に臨床研究を行ない、実証されており、EPAはがんの再発予防に効果があると証明されてるのです。

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